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こんにちわ。
今日は俳優を志すきっかけとなった大学でのお話をします。
部活や受験勉強から解き放たれて、大学に入学した時のことです。さて、どのサークルに入ろうかと悩んでいました。私はアーノルド・シュワルツェネッガーが出演している「コマンド―」という作品が好きで、ぼんやりと映画俳優に憧れていました。しょっちゅう、アカデミー賞のレッドカーペットを歩く事を妄想してましたね。
先輩から大学内に演劇サークルがあるというので、早速公演を見に行きました。その作品の感想なんですがね、もうね、すごい。出演している人達が最初から汗だくなんですよ。目がいってる。テンション高すぎ。ひたすらなんか全開でした。全壊と言っていいほどとんでました。ストーリーはさておき、私は彼らの作品に対する姿勢というか向き合い方と言いますか、普段は学業をしながら、サークルで血走ったエネルギーを使ってる所に正直すごいと思いました。
世間の大学生って、コンパだの合コンだの、海とか川とか酒とかドライブとか言ってるわけじゃないですか。この劇団は違う。その辺の大学生じゃない。今思い起こせば、演劇をやる大学生って元々社会に対する鬱屈とした何やらかんやらを抱えてるのかもしれません。だけど、これからどう生きていくか、今はこうして作品を作って生きているというのがひしひしと伝わってきました。
もちろん演劇なんてやった事はありません。彼らの演技を見て、自分もやってみたいと思いました。一緒に作品を作ってみたい。私の心が動いた瞬間でした。
そして私は50人くらいお客さんが入ればパンパンなプレハブ小屋の舞台で、俳優人生をスタートする事になったのです。