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今日は演劇研究所を卒業しての話です。
研究所のシステムとしては次に二年生になり、縁があればその母体の劇団に所属するようになっていました。
僕は二年生になる事はできず、またフリーター生活にもどりました。
でも落ち込むような事はなかったと思います。なにもないけど何か少し前進しているような感じはありました。
それからしばらくあって、ある日研究所を卒業した先輩から舞台に出演しないか?と誘われました。
今思い返して、本当に歴史が動いた瞬間だったなぁと思います。ずっと手にしたいと思っていた出演の話が、ふとこっちを向いてやってきた瞬間だったなぁと。
もちろんチケットノルマがありましたけど、久しぶりに友人・知人に出演の連絡ができる機会になりましたし、単にバイトして一日を終えるわけでもなかったので。
誰かに必要とされたこと、とても嬉しく思いました。
その舞台が終わると、やはりまたバイト生活に戻りました。今となってはこの辺の記憶はあんまりないんですが、またオーディションを受けたり、ちょいちょい舞台に出演したりと、確かに活動はできてました。
上京してからなんにもなかった頃に比べ、だいぶ成長したなと思います。
ただ経済面とか生活水準とかは全く変わりませんでした。風呂なし四畳半のまま。
舞台でバイトができないと貯金を崩すしかありません。苦しかったです。
苦しいけども、金はないけども、なにかこう、日々が輝いていたというか、フルで生きていたように思います。