妻の妊娠がわかった時、あんまり実感が沸かなかったです。喜ばしいことなんですけど、え?俺どーするん?みたいな。
予定日の4日くらい前ですかね、深夜に電話がかかってきた、妻から。
「生まれるから早くきて」と。
僕は急いでタクシーに乗って病院まで行きました。
着いたらもうまもなく生まれる時で、おろおろしてたら生まれました。
ちっちゃいけど、めちゃかわいい。
なんやこの絶頂感。
ほんと、俺、パパになってええんやろか。
なってるけど、もう。
それから赤ちゃんのいる生活が始まりました。
あとはもう、いろんな人が知っている通り、大変だけど幸せな日々です。
時々、時々ですけどね
東京にいた頃を思い出します。俳優として食ってスターになっている自分。そういう自分を頭で描いてみます。でもそうはなれなかった。
イチゴを切って娘にあげるとすごく喜びます。それがもう嬉しくて嬉しくて。
ここまでこれて良かった。あの時がどの時がもはやわからなくなってしまったけど、立ち上がれて良かったと思います。
その要所要所で僕に力を分けてくれたのは家族であったり友人なのかなと。
ここまで読んでくれたあなた、ありがとう。
読んでくれたおかげで最後まで書く事ができました。
またどこかでお会いしましょう。
ではまた