僕の半生を綴ったブログがこの前終わりました。よく書ききったなと。それも誰が誰にか分からない人宛に。
多分、僕は僕の障害の事を知って欲しかったのだと思う。その障害を乗り越え?もしくは抱え?ながら生きている事を知って欲しかっのだと思います。すごいねぇ、よく頑張ってるねぇ、って言われたいんだと思います。
初めはね、何か同じような境遇の人がいたらその支えにって思ってたんですけど、だんだんそうじゃなくなった。自分がこれから生きる選択をする上で大切な事を思い出すきっかけになりました。
僕は双極性障害です。
薬はしっかり飲んでます。ほとんど寛解と言ってもいいんじゃないかと思ってます。時々、朝起きるとほんと憂鬱になります。気分が悪いです。でも朝ごはんの用意とか掃除とかしてるとだんだんフラットな気分になります。そういうのは誰にでもある範囲内なのかなと思いますけど。
娘がね、本当にかわいい。嫌われたくないからつい甘やかすんですけど、この前絵本を破いたんです。
おいこら、と。
なにしとんねん。
破いたらあかんやんけ、ときつく怒りました。そしたら「ビエーン」と泣くんですよ。怒りすぎたかなと。
その破れた絵本をテープで貼り付けて直しました。
「もう破いたらあかんで。本は大事に読まなあかんで」って優しく言って絵本を渡したらバーンって!娘が投げつけました
おいこら!このガキ!
でもこのエピソードで物語の何かってのを思い出しました。
何かってのは何かに向かうベクトルの事だと思うんです。
僕は双極性障害です。
そうなんだね、大変だね。
では面白くもなんともない。
僕は双極性障害です。
で?それで?何する?何したいん?
の方がきっと面白くなると思うんですね。
少しづつ、面白いこと積み重ねていこうと思います。